マンションリフォーム推進協議会トップ[専有部分]リフォーム基礎知識中古購入+リフォーム 入居までの100日プログラム

中古購入+リフォーム 入居までの100日プログラム

「早めのリフォーム相談」がポイント!
「早めのリフォーム相談」がポイント!のイメージ 中古住宅を購入してリフォームするときは、どのタイミングでリフォーム会社に相談するかが重要なポイント。物件探しを始める前に、リフォーム会社の検討に入っておくのがオススメだ。
中古を買ってリフォームをしようと決めた時点で、すぐにリフォーム会社について情報収集をスタートするのがコツ。そうして自分に合ったリフォームをしてくれそうな会社を選び出そう。
物件とリフォーム会社探しを同時に進め、最短期間で理想の「中古購入+リフォーム」をするためのダンドリをマスターしよう。

1日目、情報収集・検討期間「物件探しとリフォーム会社探しを並行して進めよう」

どんな暮らしがしたいか、資金計画を立てるイメージ

どんな暮らしがしたいか、イメージする
まず、自分がしたい暮らしのイメージを思い描いてみよう。都心に近い街で便利に暮らしたいのか、郊外でゆったり子育てをしたいのか、住みたい街はどこか、好みの住空間はどんなテイストかなど、想像を膨らまそう。それが理想の住まいに到達する第一歩。

資金計画を立てる
自己資金+借入額が、中古購入+リフォームに使えるお金。まずは手持ちのお金からいくら用意できるのかを計算。足りない分は住宅ローンやリフォームローンを利用。借入額は金融機関の審査で決まるが、金融機関のサイトでシミュレーションし、毎月返済額などを知ることもできる。

物件購入の流れ
中古物件の情報を集める

中古物件の情報収集は、2段階で行おう。まずフリーペーパーやインターネットの不動産情報サイトで広く情報を集める。エリアが絞られてきたら、その地域の不動産会社に行こう。仲介物件を多く扱っている会社に、自分の住みたい街や広さ、予算などの希望を伝えておく。リフォームを前提に探していることも忘れずに伝えておきたい。希望条件に該当する物件が売りに出たら連絡がもらえるので、その物件を見に行こう。

リフォームの流れ
リフォーム会社の情報を集める

リフォーム会社はそれぞれ得意分野があり、インテリアのテイストなども異なる。自分の希望に沿ったリフォーム会社を見つけるために、専門誌やインターネットなどを活用して情報を集めましょう。

リフォーム会社候補を3社程度に絞り、優先順位をつける

気になる会社には資料請求を行おう。届いた資料を読んで、さらに交渉の手間などを考慮して3社程度に絞り込む。できればその3社に優先順位をつけておこう。

リフォーム会社を訪問する

したいリフォームについて相談するとともに、物件の内覧に同行してもらえるかなども聞いておきたい。物件購入をサポートしてくれる会社もあるので相談してみても。

矢印
物件を見学するイメージ

候補物件を見学する
これはという物件が出たら不動産会社に連絡をして、内覧させてもらおう。周辺環境も要チェックだ。このときにリフォーム会社の担当者が一緒に行けない場合は、自分の目で確認したうえで、後で図面を見てもらい、可能なプランを提案してもらってもよい。

30日目、物件&リフォーム会社決定期間「物件が決まり次第、リフォーム会社も最終決定しよう」

物件購入の流れ
物件を決定する

ほぼこれならという物件が見つかったら、できればリフォーム会社の担当者に同行してもらって、最終的にチェックしてもらおう。建物には構造的な制約があるので、希望しているリフォームができるのかなどをよく見てもらいたい。問題がなければ決断を。

不動産会社に物件購入申し込みをする

この物件を購入すると決めたら、不動産会社を通して購入申し込みを行う。売出価格はあくまで売主の希望価格。それに対して購入申込書に購入希望価格を書いて、価格交渉を行うことができる。この時点では手付金はかからず、断っても支払う必要はない。

リフォームの流れ
リフォーム会社に相見積もりを依頼する

あらかじめ3社程度に絞ったリフォームの依頼先候補に「相見積もり」を依頼しよう。物件を見てもらい、図面を渡して、予算と希望を伝える。同じ条件でプラン、見積もりを作成してもらって比較検討する。相談段階で1社に絞れていたら、相見積もりは必要ない。

リフォーム会社を決定する

相見積もりを比較検討し、一番気に入った会社に、依頼したい旨を伝えよう。この時点ではまだ正式に契約を交わすわけではないが、契約の意思を示した後は、プランをじっくり検討し、設備の内容を詰めるなど、細部まで内容を練り上げていこう。

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45日目、物件契約&リフォーム内容決定期間「契約の手続きと同時に、リフォームの打ち合わせを進めよう」

物件購入の流れ
不動産会社から重要事項説明を聞く

契約する前に、不動産会社から物件にかかわる重要な事項を網羅した「重要事項説明書」をもらって説明を聞く。「騒音のおそれあり」など、その物件のデメリットも記載されているのでしっかり聞いておきたい。契約日当日ではなく数日前に説明を受けたほうがよい。

不動産売買契約を結ぶ

不動産売買契約書に売主と買主が署名・捺印して契約が成立する。契約時には手付金(購入代金の5%程度~)の支払いが必要。契約後に買主の自己都合で契約を破棄すると、この手付金は放棄しなくてはならないので、契約はくれぐれも慎重に行おう。

不動産売買契約に必要な書類はこちら
リフォームの流れ
リフォーム会社と詳細を打ち合わせる

当初の見積もりは、リフォーム会社がある程度設備などを選んで提案した概算見積もり。施主の希望がまだ反映されていない面もある。そこで1社に絞ったら、一つひとつ設備や建材を吟味し、選んで確定していこう。ショールームなどで実物を見ることも大切。

リフォーム工事の詳細見積もりをもらう

設備や建材を確定したら、あらためて詳細な見積もりを出してもらおう。予算調整が必要な場合はこの段階で行っておく。リフォーム費用も住宅ローンに含めたい場合は、ほぼ確定した見積書を提出する必要があるので、早めにリフォーム費用を確定したい。

※住宅ローンにリフォームローンが含められるか、金融機関にお問い合わせください。

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65日目、リフォーム工事契約&住宅ローン契約期間「短い期間で多くの大事な契約をこなさなくてはならない。大きなお金が動く契約なので、慌てず、慎重に。」

物件購入の流れ
住宅ローンの事前審査を申し込む

事前審査は、ローンの申し込み前に、自分がどれぐらいの融資を受けられるかを審査してもらうもの。金融機関によって融資基準も異なるので、複数の金融機関の審査を受けよう。収入や本人を証明する書類を添える。

住宅ローンの事前審査に必要な書類はこちら
住宅ローンを申し込む

事前審査の結果を受けて融資を受ける金融機関を決め、住宅ローンの申し込みを行う。この段階でもあらためて正式審査が行われるので、必要書類を提出する。この申し込み時の審査に通ると融資が正式に確定する。

住宅ローンの申込みに必要な書類はこちら
住宅ローンの契約を結ぶ

申し込み時の正式審査に通ると、その金融機関と「金銭消費貸借契約」、いわゆるローン契約を結ぶ。金融機関に出向いて、融資内容の説明を受け、契約書に署名・捺印をする。その金融機関に口座がなければ開設手続きも。

住宅ローンの実行・残金の決済・物件の引き渡しが行われる

金融機関に売主、買主、不動産会社の担当者、司法書士が集まり、融資の実行、残金決済、物件の引き渡し、諸費用の支払いなどが行われる。この月からローンの支払いが始まるので、家賃との二重払いになることも。

残金決済時に必要な書類はこちら
リフォームの流れ
工事契約前の最終チェック

設備・建材をすべて確定したら、いよいよ工事契約が間近。契約をする前に見積書・設計図を最終確認しよう。修正した箇所がすべて反映されているかがポイント。リフォーム費用を借入する場合、金融機関の審査の後で大幅な変更を行うと、再審査の可能性もある。

リフォームの工事請負契約を結ぶ

書類チェックを終えたら、施主とリフォーム会社が契約書に署名・捺印を行い、工事請負契約を結ぶ。工事代金を確認し、支払い時期や回数が事前に取り決めたとおりになっているかもよく見ておこう。関連事項を定めた契約約款にも目を通しておこう。契約捺印するイメージ

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75日目、リフォーム工事準備&工事期間「工事期間は規模にもよるが、ここまできたらあと一息。」

リフォームの流れ
ご近所あいさつや管理組合に届出をしてリフォーム工事開始

工期は規模によって、1ヵ月以上かかることも。その間、可能な限り現場に顔を出して、工事の進捗具合を見よう。飲み物の差し入れなどして、職人さんとコミュニケーションをとるのも良い。気持ちよく働いてもらい、良い工事をしてもらおう。マンションの場合は、工事前に管理会社への連絡を忘れずに。

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100日目、「リフォーム工事完了」

リフォーム工事完了のイメージ

完成・入居
工事が終わったら、リフォーム会社の担当者と一緒に最終チェックを行い、不具合が見つかったらなおしてもらおう。リフォームの融資を受けている場合は、完成後に融資実行となる場合がある。引っ越しの準備や手配も早めに行っておくことを忘れずに。

各種手続きに必要な書類等

不動産売買契約
  • 印鑑
  • 手付金
  • 印紙代
  • 仲介手数料の半金
  • 本人確認書類(運転免許証など)
住宅ローンの事前審査
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 給与確認書類(源泉徴収票、自営業の場合は確定申告書)
  • 事前審査申込書

※リフォーム費用分も住宅ローンを利用する場合は、リフォーム工事概算見積もりも必要

住宅ローンの申し込み(正式審査)
  • ローン申込書
  • 実印
  • 売買契約書
  • 印鑑証明
  • 住民票
  • 給与証明書
  • 住民税課税決定通知書
  • 物件関連書類

※リフォーム費用分も住宅ローンを利用する場合は、工事請負契約書が必要

残金決済時に用意するもの
  • 残代金
  • 仲介手数料の残額
  • 固定資産税、都市計画税、管理費等の清算金
  • 登記費用
  • 住民票
  • 印鑑
  • 印鑑証明

出典:株式会社リクルート「Goodリフォーム」より転載
文:林直樹
※100日プログラムは一例であり、工事の規模により日数が決まります。
※「候補物件を見学する」段階では、第三者機関に物件の調査を依頼する方法もあります。